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よっしーの徒然なるままに

日ごろ考えていることなど思いつくままに発信するブログです

星野源さんの初のエッセイ集『そして生活はつづく』感想

こんにちは。よっしーです。

 

さて、昨日宣言しました書評増やしていこうキャンペーン。記念すべき(?)第一回は、今話題の人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(通称逃げ恥)」の主演男優星野源さんの初のエッセイ集そして生活はつづく (文春文庫)でお送りします!

 

・・・すみません、ちょっとふざけました。気を取り直して、以下では読んだ感想を普通に綴っていきますね。

 星野源ってどういう人?

感想を書く前に、星野源って誰?という人のために一応下にプロフィールを載せておきます。

星野 (ほしの げん、1981年1月28日 )は、日本の俳優、シンガーソングライター、文筆家。埼玉県蕨市出生、川口市出身。所属はアミューズ(音楽業)、大人計画(俳優業)。インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」のリーダーとして、主にギターとマリンバを担当。エッセイストやコラムニストとしての顔も持ち、複数の連載や刊行物を著しているマルチタレントである。 

                         星野源 - Wikipediaより引用

 

このプロフィールだけを見るとめっちゃ多才な人に見えますね。俳優として、ミュージシャンとして、そして執筆家として幅広く活動してます。そしていずれも成功を収めています。なにこの超人っぷり。

 

多くの人が星野源さんはなんかとてもすごい人、という風に認識していると思います。僕も以前はこの人のことを「生まれつき才能に恵まれた完璧超人」という風に思ってました。

明かされる星野源さんの駄目人間っぷり

ところがその認識はこのエッセイを読んで見事に覆りました。なぜなら、このエッセイ集には星野源さんの残念エピソードがこれでもかというくらいに書かれてあったからです。

 

例を挙げると携帯電話料金の支払いを忘れ続ける、いろいろなものをビシャビシャにしてしまう、部屋は荒れ放題、などなど。もうどれをとっても残念な人というほかない。思わずくすりとしてしまうエピソードが満載でした。

 

この本を電車の中で読んでたら、笑いをこらえきれなくて周りの乗客に変な目で見られちゃったよ(笑)なので人前で読むことはおすすめしません。

星野源さんの哲学

このエッセイ集を読めば、星野源さんがどのように物事を捉えているのか、何を考えているのかということも知ることができます。

 

僕がこの本を読んで最も印象に残った文を紹介します。

 

「なにげない日常」の中には「なにげない日常」しかない。素晴らしいものなんてない。その中から素晴らしさ、おもしろさを見いだすには、努力と根性がいります。黙ってても日常はおもしろくなってはくれない。見つめ直し、向き合って、物事を拡大し新しい解釈を加えて日常を改めて制作していかなきゃならない。毎日をおもしろくするのは自分自身だし、それをやるには必死にならなきゃなんの意味もない(原文ママ)。

 

             そして生活はつづく (文春文庫)文庫版あとがきより一部抜粋

 

いやー、深いですね。 この文を読んで目からうろこがボロボロ落ちました。僕はこれまで何度も今の日常はつまらないものだと思ってきました。ただ大学に行って家に帰っての繰り返し。なにか刺激的なことが起きるわけでもない、そんなつまらない日常。

 

でも日常をつまらなくしていたのは自分自身だったんですね。日常を面白くする努力をしてこなかった。ただ面白いことがおきるのを黙って待つだけ。その中から素晴らしいものを見つけようとしてこなかった、自分自身。今後はこのことを胸に刻んで生きていきます。

まとめ

 

 

この本は最近イライラしていて少しでもいいから笑いが欲しい人、日常がつまらないと思っている人、自分には駄目なところがたくさんあって嫌になるという人、星野源さんの人となりを知りたい人、そんな人におすすめです。

 

星野源さんのような華々しい活躍をしている人でも数多くの失敗をしてきています。駄目な部分もたくさんあります。日常も僕たちとあまり変わらない普通なものだったりします。

 

それでも解釈しだいではそれらをこんな風に面白くすることができる、ということを教えてくれる一冊です。

 

読み終えた後はこれまで以上に星野源さんのことを身近に感じるようになること間違いなし!ぜひ読んでみてください。